忍者ブログ
MASTER →  ADMIN / NEW ENTRY / COMMENT
社交ダンス&リテイリング&ちょっと気になることエトセトラ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

1960年の19歳の時のダンス初体験
 中学時代に見た洋画(外国映画)の中には ダンスシーンが多く 良い曲も多くて 最近のファミレスの店内に流れるBGMも 殆どがこの頃のヒット曲が多いようですね  そんな良き時代のダンスへの憧れに タイムスリップ
☆ 19歳で1ヶ月間だけのダンス初体験と先生の思い出 ☆
 高校卒業直後の19歳の時に 中学時代の同級生達がダンス教室へ通っていると聞いて 中学時代に見た外国映画のダンスシーンに興味を惹かれていたので 1ヶ月だけ通ってみた   東京へ行きたい事情があったので 1ヶ月しか日数を取れなかった
   中学時代に可愛くてチャーミングだな~と気になっていた女子が幾人も通っていて 楽しい1ヶ月間だった
 その教室は狭いために ブルースとワルツは先生が独自に工夫した短いフィガーグループを教えていた
 ブルースはクォーターターンズをまるで違う形に変えていた   ブルースの中にスクェァールンバを混ぜていた
 ワルツはフィガー名を知らないが ホバーツーPPの代わりにホバーツーアウトサイドパートナーと云えるようなフィガーから(ホヴァーテレマークと云うのかも…?)ナチュラルスピンターンからリバースターンの4・5・6歩のフィガーグループで教えていた
 狭い場所で踊れるようにシンコペイテッドシャッセ(シャッセフロムPPのことを当時はこう呼んだ)を省略したわけです
 タンゴとクィックステップは 一般的なベーシックフィガーのグループで教えていた


 1ヶ月で記憶として(踊れないが)覚えたものは コントラチェック アウトサイドスイーブル フォーラウェイプロムナード フィッシュテイル クオーターターンズetc...
フィッシュテイルなどと 随分難しいフィガーまでも覚えたもんだと 今になっても自分で感心する


 教室の昼のレッスンは 子供向けクラシックバレーを先生の娘さんが教えているので 床に傷を付けないようにとの配慮から ダンスシューズは禁止で スリッパで夜の社交ダンスレッスンをしていたのです   先生はバレー練習用シューズを履いていた


 生徒の中で上手な人は皆群馬大学の学生だったようです   大学生が織物会館を借りてダンスパーティー(米語ではパーティーをつけてはいけないがここでは日本語として)をちょくちょく開催していて 大学生の間で大流行していたんですね
この頃は若い人が社交ダンスのメインであり 中高年やオバタリアンは殆ど見かけなかった  この時代に社交ダンスやれなかった人が 野望の実現にと今頃になって 中高年が社交ダンスにウツツをヌカシテいるのです
 現代の若者は社交ダンスに興味持たないから 将来に中高年になっても 社交ダンスは おそらくやりたがらないでしょう   社交ダンス人口は 急減するでしょう


 教室で日頃から疑問に感じていたことを 先生とたまたま二人きりで並んでしゃがんでいた機会に訊ねてみた
「目の前で大学生が上手にタンゴを踊るのを見ると 4分の2拍子を 8分の4拍子にカウント変更しているのは分かるし それでもステップカウントに合わせられるわけですが 実際のステップを良く見ると 【4拍リズムとステップタイミングがちっとも合っていない】ように見えるのですが 何故ですか?」


 先生は初心者の私に分かりやすいように ダンス用語を使わないで説明してくれた
 この時の言葉がいつまでも心に残り 先生の云う意味が体で体感出来るまで いつかダンスに打ち込みたい……思いはつのれども 果たせなかった…40歳まで


 先生は私の云う意味を察して
 「メトロノームのように1拍・1拍をきちんと合わせる事はしない   (フィガーの)踊り始めは音楽よりも遅れて動き出し 終りは音楽よりも先に終わって静止ポーズを見せるようにする   そういう動きがタンゴの特徴で ある程度上達しないと 実感出来ない」
 今になって思い起こしてみると いわゆる【タメ】と云う用語を使わないで やさしく説明してくれたわけです
 メトロノームを引き合いに出しての説明が 素晴らしいと思った


 思い出の先生の教室は アマチュアーフォーメイションでエギジビジョンを踊るように あのブラックプールから招待を受けたことがあるという 知る人ぞ知るダンス界の地方有名校です
PR
≪  42  41  40  39  38  37  36  35  34  33  32  ≫
HOME
Comment
この記事にコメントする
お名前:
URL:
メール:
文字色:  
タイトル:
コメント:
パス:
Trackback
この記事にトラックバックする:
≪  42  41  40  39  38  37  36  35  34  33  32  ≫
HOME
忍者ブログ [PR]