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社交ダンス&リテイリング&ちょっと気になることエトセトラ
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スティーブン・ヒリアさんの日本ダンス界批評

社交ダンスという言葉は
人によっていろんな意味に使われていますね

社交ダンスは
Social Dance の訳語ではありません
社交ダンスは イギリス語の
Ballroom Dance の訳語なのです

当時の日本には
ボールルームがなかったので
社交と云う字を
Ballroom に当て字したのです

ですから 社交ダンスとは
ボールルームダンスの意味なのです

日本語の社交ダンスは
イギリス式の正統派の
ボールルームダンスの意味です

現在まで 日本には
ソウシャルとしての社交用のダンスは
全く普及していません

日本には 社交の場で
ソウシャルダンスを踊ると云う
社会的習慣が ありません

社交ダンスは
ボールルームで踊るダンスであり
ステージダンスではないと云う意味です

パーティーで踊っても 社交ダンスですし
競技会で 踊っても 社交ダンスです

パーティーで
空いていれば 思いっきり動き回り
混んでいても うまく衝突回避します

パーティーには
パートナー同伴が 原則でしょう
シングル参加の方が 失礼なのです

下手なダンスは 他人に迷惑をかけます
他人に迷惑かけたくないから
上達に苦労しているのです

音楽が 好きだから 踊りたい
貴女が 好きだから 踊りたい


私は2004年2月からブログを始めて
ブログ記事でいろいろと
社交ダンスに関しての問題点を
提示してきました


若い人達の偏見と誤解を取り除いて
正しい認識を持って社交ダンス界に
参入して欲しいと望んだのです


リズム音痴ルンバを
手踊りする公民館サークルは
社交ダンスを勘違いしていて
困った底辺拡大です


アマ競技会はズム音痴の審査員もいるし
リード&フォローのないカップルを
落選させない審査員もいるし
下手な人が評価されている一面も見える


出場回数が重なり
力のある先生の教室の生徒が
有利に評価されるみたい


アマ選手のダンスを見ると
間違いレッスンを
信じ込んでる欠点も目に付く


………以上のような事を
ブログで アピールしてきました

批判するべきところは 批判しないと
これから学習しようとする
これからのダンサーが
勘違いばかりして
上達の遠回りをすることが
手に取るように分かるからです


一般人の悪いクセで
肩書きをショっての意見じゃないと
耳を傾けないという傾向がありますね


肩書きある人が
同じ意見を述べていないのかと探したら
なんと元世界チャンピオンが
同じ批判を述べていました


私は
アマノービス級や
D級C級ぐらいしか
見てないので
アマ中レベル以下について
言及したのですが


スティーブンヒリアさんは
もっとハイレベルのコンペも見たうえで
批判しているのですから
アマに対するレクチャーを
やってみての 感想ですけれど
やはり上層階級にも 欠点を感じている
のだろうと思われます


スティーブンヒリアさんの
日本ダンス界の評価



出典
 ダンスファン 2004年6月号
  18ページ


発言者
 元世界チャンピオン
  スティーブンヒリア さん(男子)
  ジェニファーヒリア さん(女子)


『競技の中で培われてきたCBMや
フットワークなど大切な点は
原型として残り
コリオグラフィーは廃れている』


『多くのダンサーに望むことは
ベーシック部分を大切にし
もっとタンゴの持つ内面を理解すべきだと
思っています』


『タンゴは ライズアンドフォールが
ないので 他の種目に比べて
ある意味で簡単なのですが
タンゴを誤ったイメージのまま
踊っているダンサーを 多く見かけます
間違ったイメージを払拭することが
一番でしょう


ワルツやスローフォックストロットは
見た目と大きく違い力強いダンスです
それに比べるとタンゴはソフトなダンスです


足を柔軟に使いボディーパーツを
上下左右にセパレートすることにより
ボディーが開放され絶妙なバランスを作り
メリハリの利いたタンゴを
踊ることが出来ます』


『レクチャーをやってみての感想は
ボディーセパレーションが 無いために
男子は女子を振り回しています


男子に比べて
女子のレベルが低いように感じます


リードを受けた時に速やかに
良い反応を起こすことが 大切です』


『日本のコーチャーは
男子ばかりを教えていますね』


正しい教えを受けるチャンスが
少なかったのでは?
…と思うカップルも居ます』


『何事も最初が肝心 始めから
良いコーチャーを見つけなさい!』


『日本では
エデュケーションに問題を感じます』


『不幸にして間違った事を覚えてきた人は
それを捨て正しい教えを受けて下さい



『競技に勝つためにホールドをガンと張って
ボディーを固めて踊れ!
…などと現在も教えるコーチャーが居る
と聞きましたが言語道断な話です』


『60年に渡って培われてきた
基本原理を学び正しいテクニックを
身に付けた者が 勝つのです
又 そうした審査が
なされなければなりません』


『選手・コーチャー・審査員が
一丸となり もっと視野を広げ
知識を得ることに 貪欲になって
正しいものを見極める力をつければ
強くなれるでしょう』

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