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社交ダンス&リテイリング&ちょっと気になることエトセトラ
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れんが書房新社 発行
1980年 4月30日 新装第1刷発行
著者 芥川也寸志
タイトル 音楽の遊園地
980円
P11~P22
………から 引用

『ヴァイオリンの胴の上に張られている4本の糸は 羊の腸を精製して作られたガットであり これをこする弓に張り渡してあるのは 馬の尻尾を束ねたものです』
『馬の尻尾の毛は 拡大してみますとノコギリのようになっていて このぎざぎざの引っ掛かり具合が手ごろな所から 用いられてきたのです』
………Juteline says
尻尾の毛のギザギザと云われると 人の髪の毛を拡大すると いたんだ毛はキューティクルがはがれてギザギザに拡大されて見える…と言うのを思い出します
馬の尻尾の毛とはとは 驚きでした?!
だって ヴァイオリンの弓は見たところホワイトカラーに見えます   まさか白馬じゃないからブラックかブラウンですよね

『どうにも不思議でならないのは そうして300年以上も前の人間が これほど素晴らしい楽器を作り得たのに それ以後の人間達が 進んだ科学の知識や技術を持ちながら それ以上の物を作りえないのかと云う点と そうしてあんな独特な格好を昔の人達が 考え出したのかと云う点です』
『形はそっくり これは女性であると云う但し書きに似たf(femaleの頭文字)hole 演奏の秘訣は本物の女性の愛撫にも通じるというのでは 女体説ますます有力と云わなければならないでしょう』
………Juteline says
女体説は 面白おかしくするために わざわざこじつけていますね    専門の音楽家が形の発生に気付かない筈は無いですもの
私は楽器は何も出来ませんが それでもヴァイオリンの形は自然にあの形になると考え付きますよ
4本の糸を弓でこするわけですから ギターのように平面状に糸を張ったのでは 1本だけを鳴らすことが出来ません    ですから 右手の動作原理から4本を山形状に張らざるを得ません
ですからヴァイオリニストの弓の角度を見ると 垂直に近いくらいに弓を縦に当てたり 水平に近いくらいに当てたり 角度変更を常に行っています
左端の弦を引きやすいように 楽器を少し右回転して支えています    ですから左右のへこみ具合は同じである必要は無いことになります    左は浅い凹みで 右が深い凹みになります
ソレなのに 左右均等の凹みの理由は サウスポーが用いる場合を考慮しての事です

以上のように 弓を用いる根拠から生じる必然性によって 胴の中央がくびれているのでしょう
女体とは 何等関連は無いですね
fホウルじゃなくても 良い音は出せるでしょう   多分ト音記号から思いついた形じゃないでしょうか? 
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